Live Album


 「展覧会の絵」、「レディース・アンド・ジェントルメン」、「イン・コンサート」、「ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール」以外のライヴ・アルバムを掲載しており、グループとして活動中に発表されたものは、前期・後期、再結成のページに掲載している(定義はあいまいなのでご勘弁)。
 このページに掲載しているライヴ音源については「ワークス・ライヴ」を除いては、権利関係が良くわからない。「ゼン・アンド・ナウ」は一時期ビクターから出ていたので公式なものであろうが、それと同じ音源を使用したCDがいろいろなところから出ているので要注意である。また、「キング・ビスケット・フラワー・アワー」と同じ音源を使ったものもあるので、こちらも注意が必要である。また、「ワイト島ライヴ」と「ライヴ・アット・ナッソー」、「ライヴ・イン・ポーランド」はEL&Pの公式サイトにも掲載されている。


「ワークス・ライヴ」 Works Live
1993


Disc 1
01.Introductory Fanfare {Emerson/Palmer} (0:53)
02.Peter Gunn {Henry Mancini} (3:34)
03.Tiger In A Spotlight {Emerson/Lake/Palmer/Sinfield} (4:09)
04.C'est La Vie {Lake/Sinfield} (4:15)
05.Watching Over You {Lake/Sinfield} (3:59)
06.Maple Leaf Rag {Scott Joplin} (1:14)
07.The Enemy God Dances With The Black Spirits (Excerpt from "The Scythian Suite" 2nd Movement) {Prokofiev} (2:47)
08.Fanfare For The Common Man {Aaron Copland, arranged by Emerson} (10:56)
09.Knife Edge {adapted from Janacek's "Sinfonietta" by Emerson/Lake/Fraser} (5:03)
10.Show Me The Way To Go Home {Irving King} (4:21)

Disc 2
01.Abaddon's Bolero {Emerson} (6:04)
02.Pictures At An Exhibition {Mussorgsky/Emerson/Lake/Palmer} (15:43)
03Closer To Believing {Lake/Sinfield} (5:29)
04.Piano Concerto No. 1 (Third Movement: Toccata Con Fuoco) {Emerson} (6:42)
05.Tank {Emerson/Palmer} (12:38)

 1979年に発売された「イン・コンサート」に未発表テイク7曲を追加し、CD2枚組で再リリースされたもの。なぜ「WORKS LIVE」なのか、ひとつは「WORKS」発表後のライブであったこと、もうひとつは「WORKS」と同様に、ソロのパートがあることだろう。「イン・コンサート」同様、相変わらずレイクのベースが耳障りで、最初から最後まで、あのビンビンベース(8弦ベース)を聞くのはつらい。「展覧会の絵」は後にスタジオ録音される原型となっている。


「キング・ビスケット・フラワー・アワー」 King Biscuite Flower Hour Presents In Consert
1997


Disc 1
01.Peter Gunn Theme (3:44)
02.Tiger In A Spotlight (4:23)
03.C'est La Vie (4:21)
04.Piano Improvisation (5:40)
05.Maple Leaf Rag (1:17)
06.Drum Solo (1:26)
07.The Enemy God (2:46)
08.Watching Over You (4:14)
09.Pirates (13:29)
10.Fanfare For The Common Man (8:21)
11.Hoe Down (4:24)
12.Still, You Turn Me On (3:03)
13.Lucky Man (3:09)
14.Piano Improvisation (7:10)

Disc 2
01.Karn Evil 9  (34:36)
>1st Impression
>2nd Impression
>3rd Impression
02.CD-ROM (Quick Time Video)

 「ワークス・ライヴ」と同時期(1977年)のものであるが、経費の関係でオーケストラを率いることができなくなり、3人だけの演奏によるコンサートが収録されている。また2枚目のCDには「悪の教典」の全曲(1974年)とクィック・タイムによるビデオが収録されている。「ホウダウン」以降は「レディース・アンド・ジェントルメン」と同じ音源のようであるが、エフェクトが異なっている。回転ピアノの映像は貴重な映像だが、いかんせんパソコンの画面では・・・。これは当時はソニーから発売されていた。
 「キング・ビスケット・フラワー・アワー」というのは、ロックを中心としたFMラジオ番組であり、本アルバムはその音源をCD化したもの。


「ワイト島ライヴ」 ILive At The Isle Of Wight Festival
1998





1.The Barbarian
2.Take A Pebble
3.Picture At An Exhibition
4.Rondo
5.Nutrocker
6.Emerson, Lake And Palmer discuss the isle of Wight Festival (Bonus Track)

 ファーストアルバム発表前の、実質上2回目のコンサートの模様が収録されている。「展覧会の絵」も演奏しているが、まだ試行錯誤している段階のようで、キエフの大門の歌詞が若干異なっていたりする。できれば映像で見た方がより楽しめると思う。なお、ジャケ違いのCDもあるようだ。


「ゼン・アンド・ナウ」 Then And Now
1998


Disc 1
01.Toccata (3:35)
02.Take A Pebble Excerpts: (18:22)
>Still... You Turn Me On
>Lucky Man
>Piano Improvisations
>Take A Pebble
03.Karn Evil 9: (19:36)
>First Impression, Pt. 2
>Third Impression
04.A Time And A Place (4:06)
05.Piano Concerto No. 1 (Third Movement: Toccata Con Fuoco) (4:51)
06.From The Beginning (4:15)

Disc 2
01.Karn Evil 9 (First Impression, Pt. 2) (5:25)
02.Tiger In A Spotlight (3:35)
03.Hoedown (Taken from Rodeo) (4:57)
04.Touch And Go (4:12)
05.Knife Edge (6:12)
06.Bitches Crystal (4:30)
07.Honky Tonk Train Blues (3:42)
08.Take A Pebble (7:09)
09.Lucky Man (5:07)
10.Fanfare For The Common Man / Blue Rondo A La Turk (22:10)
11.21st Century Schiziod Man / America (4:53)

 前期(1974年)と、後期(1997〜98年)のライブが収録されてる。いきなりトッカータから始まるのは良いとして、途中で切れたように終わってしまう。伝説の「カルジャム」を聴くことができる。
 いくつかの曲が前期・後期ダブって収録されており、聴き比べするのもよいだろう。後期のライブは収録データがないので不明だが、複数のコンサートから出来の良いものを、ピックアップして収録しているのだろう。こちらは音質も良い。


「ライヴ・イン・ポーランド」 Live In Poland
1998





01.Welcome Back {Emerson, Lake, Palmer} (5:27)
02.Touch And Go {Emerson, Lake} (3:54)
03.From The Biginning {Lake} (4:08)
04.Knife Edge {Janacek} (5:45)
05.Bitches Crystal {Emerson, Lake} (4:05)
06.Piano Solo {Emerson} (7:58)
07.Take A Pebble {Lake} (6:36)
08.Lucky Man {Lake} (4:22)
09.Tarkus / Picture At An Exhibition {Emerson, Lake, Palmer} (17:02)
10.Fanfare For The Common Man / Rondo {Aaron Copeland} (17:56)

 1998年11月に発売されたが、すぐに生産が中止され、国内盤の入手は難しい。変わったところでは「フロム・ザ・ビギニング」がバンドアレンジされている。また、「タルカス」の「ミサ祭典」から「展覧会の絵」の「バーバ・ヤーガ〜キエフの大門」と続き、「タルカス」と「展覧会の絵」がうまくつなげてある。しかし、この頃のエマーソンは指の調子が悪いのか知らないが、ミスタッチが多いような気がする。「ラッキーマン」のサビの部分はオーディエンスが一緒に歌っている。なお、一曲目の「Welcome Back」というのは「悪の教典#9第一印象パート2」のこと。


「ザ・ショウ・ザット・ネヴァー・エンド」 The Show That Never Ends
2001


A Time And A Place
Piano Concerto No. 1 (Third Movement: Toccata Con Fuoco)
From The Beginning
Karn Evil 9 (First Impression, Pt. 2)
Tiger In A Spotlight
Hoedown (Taken from Rodeo)
Touch And Go
Knife Edge
Bitches Crystal
Honky Tonk Train Blues
Take A Pebble
Lucky Man
Fanfare For The Common Man / Blue Rondo A La Turk
21st Century Schiziod Man / America

 噂では「THEN AND NOW」のジャケ違いという話もあったが、結局カルジャム部分をカットしての発売となったようである。曲目や曲順は「THEN AND NOW」のNOWの部分と一緒である。ジャケットの東洋人風の顔は気持ち悪い。


「ザ・ベスト・オブ・EL&P〜ライヴ」 The Best Of Emerson Lake And Palmer Live
2003


01.Fanfare For The Common Man (2.46)
02.Karn Evil 9 : First Impression / Third Impression (18.53)
03.A Time And A Place (3.07)
04.Bitches Crystal (4.27)
05.Still...You Turn Me On (3.03)
06.Lucky Man (2.53)
07.Piano Improvisation (9.40)
08.Take A Pebble (2.40)
09.Knife Edge (6.09)
10.Honky Tonk Train Blues (3.37)
11.From The Beginning (4.10)
12.Hoedown (4.53)

 まあ、多分「THEN AND NOW」と同じ音源。適当にCD一枚に編集されたもの(笑)。


「デジャヴ・レトロ・ゴールド・コレクション」 Dejavu Retro Gold Collection
2003


Disc 1
01.Toccata (3:35)
02.Take A Pebble Excerpts: (18:22)
>Still... You Turn Me On
>Lucky Man
>Piano Improvisations
>Take A Pebble
03.Karn Evil 9: (19:36)
>First Impression, Pt. 2
>Third Impression
04.A Time And A Place (4:06)
05.Piano Concerto No. 1 (Third Movement: Toccata Con Fuoco) (4:51)
06.From The Beginning (4:15)

Disc 2
01.Tiger In A Spotlight (3:35)
02.Hoedown (Taken from Rodeo) (4:57)
03.Touch And Go (4:12)
04.Knife Edge (6:12)
05.Bitches Crystal (4:30)
06.Honky Tonk Train Blues (3:42)
07.Lucky Man (5:07)
08.Fanfare For The Common Man / Blue Rondo A La Turk (22:10)
09.21st Century Schiziod Man / America

 以前からネット通販では見かけていたが、何故だか触手が延びなかったCDである。たまたま店頭に1250円で売られて
いたため、騙されたつもりで買ったら、案の定騙された(笑)。音源は「THEN AND NOW」と同じものだが、何故か2曲がカ
ットされているようである。 まあ2枚で1250円なので、損をしたという感覚はないが、EL&Pの音源の管理は一体どうなっ
ているのだろう。


「ハイ・ヴォルテージ」 High Voltage
2010


Disc 1
01.Karn Evil 9 1st Impression Part 2
02.The Barbarian
03.Btches Crystal
04.Knife Edge
05.From The Biginning
06.Touch And Go
07.Take A Pebble
08.Tarkus

Disc 2
01.Farewell To Arms
02.Lucky Man
03.Pictures At An Exhibition
04.Fanfare For he Common Man - Drum Solo - Rondo

 恐らくEL&Pとしての活動は最後になるであろうライヴを収録したもの。この時期はエマーソンとレイクが二人だけでライ
ヴ活動しており、パーマーはASIAで活動していた頃である。偶然にもこの二組が「ハイ・ヴォルテージ・フェスティバル」に
出演することとなり、急遽一夜限りの再々結成が実現することとなったのである。

 なお、ブルーレイやDVDで映像作品としても残されているので、そちらを覧いただきたい、というか、映像を見た方が楽
しめると思う(CDだと音だけになるので、ミスタッチやヴォーカルの不安定さ等、悪い面が目立つ)。 


「ライヴ・アット・ナッソウ・コロシアム」 Live At Nassau Coliseum '78
2011


Disc 1
01.Hoedown
02.Tarkus
03.Take A Pebble
04.Piano Concert #1 1st Movement
05.Maple Leaf Rag
06.Take A Pebble (Reprise)
07.C'est La Vie
08.Lucky Man
09.Pictures At An Exhibition

Disc 2
01.Tiger In A Spotlight
02.Watching Over You
03.Tank
04.Drum Solo
05.The Enemy God Dances With The Black Spirits
06.Nutrocker
07.Pirates
08.Fanfare For The Common Man

 1978年のツアーの収められている。時期的には「キング・ビスケット」の後になり、当然オーケストラは帯同していない。
「ワークス・ライヴ」と同じオープニング・ファンファーレで始まるが、その後にホウダウン〜タルカスと続くのは、「ワークス・
ライヴ」や「キング・ビスケット」とは違った構成である。