
Emerson, Lake And Palmer (1977-1979)
Emerson, Lake And Powell (1986)
Three (1988)
エマーソン・レイク・アンド・パ^マーの「ワークス」から「イン・コンサート」までと、エマーソン・レイク・アンド・パウエルとスリーのアルバムを掲載している。曲目はオリジナル発売当時の曲目であり、再発時にボーナス・トラックが追加された場合等は考慮していない(必要な場合は注記あり)。
なお、「イン・コンサート」については「ワークス・ライヴ」として未収録曲(7曲)を加え2枚組としてCD化されているが、ライヴ・アルバムのページで取り上げている。
「ELP四部作」 Works Volume 1 |
1977 |
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Disc-1
Keith Emerson
01.Piano Concerto No. 1 {Emerson} (18:28)
>First Movement: Allegro Giojoso (9:24)
>Second Movement: Andante Molto Cantabile (2:12)
>Third Movement: Toccata Con Fuoco (6:52)
Greg Lake
02.Lend Your Love To Me Tonight {Lake/Sinfield} (4:05)
03.C'est La Vie {Lake/Sinfield} (4:20)
04.Hallowed Be Thy Name {Lake/Sinfield} (4:38)
05.Nobody Loves You Like I Do {Lake/Sinfield} (4:00)
06.Closer To Believing {Lake/Sinfield} (5:34)
Disc-2
Carl Palmer
07.The Enemy God Dances With The Black Spirits {Prokofiev} (3:21)
08.L.A. Nights {Palmer/Emerson} (5:47)
09.New Orleans {Palmer} (2:50)
10.Two Part Invention In D Minor {Bach, arranged by Palmer} (1:58)
11.Food For Your Soul {Palmer/South} (4:02)
12.Tank {Emerson/Palmer} (5:12)
Emerson, Lake & Palmer
13.Fanfare For The Common Man {Aaron Copland, arranged by Emerson} (9:45)
14.Pirates {Emerson/Lake/Sinfield} (13:19)
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LPでは、1枚目のA面がキース・エマーソン、B面がグレッグ・レイク、2枚目のA面がカール・パーマー、B面がEL&Pという、ソロ+グループという構成になっている(ピンク・フロイドのウマグマみたいな感じ)。
前作「恐怖の頭脳改革」から3年半、待ちに待ったEL&Pのニューアルバム(当時)で、心ときめかせて買った思い出がある。「庶民のファンファーレ」は第二期(再結成)EL&Pのライブでの定番曲(アンコール曲として、「ロンド」「アメリカ」などをフューチャーして演奏される)。 |
「作品第二番」 Works Volume 2 |
1977 |
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01.Tiger In A Spotlight {Emerson/Lake/Palmer/Sinfield} (4:36)
02.When The Apple Blossoms Bloom In The Windmills Of Your Mind I'll Be Your Valentine {Emerson/Lake/Palmer} (3:59)
03.Bullfrog {Palmer/Aspery/Hodgkinson} (3:52)
04.Brain Salad Surgery {Emerson/Lake/Sinfield} (3:10)
05.Barrelhouse Shake-Down {Emerson} (3:52)
06.Watching Over You {Lake/Sinfield} (3:58)
07.So Far To Fall {Emerson/Lake/Sinfield} (4:57)
08.Maple Leaf Rag {Scott Joplin} (2:03)
09.I Believe In Father Christmas {Lake/Sinfield} (3:20)
10.Close But Not Touching {Palmer/South} (3:22)
11.Honky Tonk Train Blues {Meade (Lux) Lewis} (3:11)
12.Show Me The Way To Go Home {Irving King} (3:32)
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前作「四部作」に続くアルバムだが、前作と合わせてひとつの作品と考えても良いだろう。シングル曲と「四部作」の残り物の寄せ集め的なアルバム。
なお、「ELP四部作」と「作品第二番」をセットにした「デラックス・エディション」も販売されている。
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1.All I Want Is You {Lake/Sinfield} (2:35)「欲しいのは君だけ」
2.Love Beach {Lake/Sinfield} (2:46)「ラヴ・ビーチ」
3.Taste Of My Love {Lake/Sinfield} (3:33)「恋の味」
4.The Gambler {Emerson/Lake/Sinfield} (3:23)「ギャンブラー」
5.For You {Lake/Sinfield} (4:28)「おまえのために」
6.Canario (From Fantasia Para Un Gentilhombre) (4:00)「キャナリオ」
7.Memoirs Of An Officer And A Gentleman {Emerson/Sinfield} (20:16)「将校と紳士の回顧録」
>Prologue/The Education Of A Gentleman {Emerson/Sinfield}
>Love At First Sight {Emerson/Sinfield}
>Letters From The Front {Emerson/Sinfield}
>Honourable Company (A March) {Emerson}
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EL&P最後のアルバム。お気楽ジャケットを見れば、その内容がわかるというもの。A面(LP)はPOPソングとして聴くとけっこう良いかもわからない。あえてこのアルバムの収録曲だけ邦題を掲載してみた。一般的にEL&Pファンの間でも一番評価の低いアルバムで、嫌いだという人も多いのだが、このポップさも当時としては進歩的だったのかも知れない。多くのプログレッシブ・ロックのグループが方向性を見失っていた時期でもあり、EL&Pにしても例外ではなかった。しかし、ポップな4分間プログレは1978年には早すぎたのかも知れない。
以前、通勤時の車の中で、「ラブ・ビーチ」と「ワークスU」を聞き続けた事があったが、それなりになじんでしまって、結構、好きなアルバムのひとつになってしまった。購入の際には、ボーナストラック(リハーサル音源)収録の輸入盤をお勧めしたい(リハーサル音源なので音質はそれなり)。
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「イン・コンサート」 In Concert |
1979 |
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1.Introductory Fanfare {Emerson/Palmer} (0:53)
2.Peter Gunn {Henry Mancini} (3:34)
3.Tiger In A Spotlight {Emerson/Lake/Palmer/Sinfield} (4:09)
4.C'est La Vie {Lake/Sinfield} (4:15)
5.The Enemy God Dances With The Black Spirits {Prokofiev} (2:47)
6.Knife Edge {adapted from Janacek's "Sinfonietta" by Emerson/Lake/Fraser} (5:03)
7.Piano Concerto No. 1 (Third Movement: Toccata Con Fuoco) {Emerson} (6:42)
8.Pictures At An Exhibition {Mussorgsky/Emerson/Lake/Palmer} (15:43)
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1977年、「ELP四部作」発表後のコンサートツアーのライブ盤。のちに(1993年)に、曲を追加してCD二枚組の「ワークス・ライヴ」として再リリースされる。1999年3月には紙ジャケットで、オリジナルの「イン・コンサート」が再び発売された。発売当時(1979年)には「展覧会の絵」が聴けるということで、発売と同時に買ってはみたが、1971年の「展覧会の絵」を超えるものではなかった。
2014年時点では「ワークス・ライヴ」が正式盤となっているようで「イン・コンサート」は入手不可能かもしれない。なお、「 ワークス・ライヴ」は別項で取り上げている。 |
「エマーソン・レイク・アンド・パウエル」 Emerson Lake And Powell |
1986 |
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1. The Score (9:09)
2. Learning To Fly (3:51)
3. The Miracle (7:03)
4. Touch And Go (3:38)
5. Love Brind (3:10)
6. Step Aside (3:44)
7. Lay Down Your Guns (4:22)
8. Mars, The Bringer Of War (From The "Planets" by Gustav Holst) (7:53)
Bonus Track
9.The Loco-Motion (4:40) *
10.Vacant Possession (4:42) *
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これを買った当時(1986年)は、まだCDとLPの両方が発売されていた頃で、CDを購入するつもりが、たまたま売りきれとなっていたため、やむを得ずLPを買ってしまったというアルバムである。
エマーソンもソロ・アルバムがパッとせず、レコード会社の思惑もあり再び一緒に活動することになるが、この時点でパーマーはエイジアに在籍中であったため、参加することはできなかったのである。パーマーの代わりに参加したドラマーがコージー・パウエルで、偶然か計画的にか「EL&P」となってしまうわけであるが、パーマーの希望により「EL&P」とは名乗れなかった。公式にはEL&Pとは呼べないEL&Pなのだが、このサウンドはEL&Pの正統進化形といっていいだろう。
※本アルバムについては、再発時のボーナス・トラックについても掲載している。
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「トゥ・ザ・パワー・オブ・スリー」 To The Power Of Three |
1988 |
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1. Talkin' Bout {Berry} (4:03)
2. Lover To Lover {Emerson, Berry, Palmer} (4:12)
3. Chains {Shifrin, Marlette} (3:44)
4. Desde La Vida (7:07)
> 1. La Vista {Emerson, Berry, Palmer}
> 2. Frontera {Emerson}
> 3. Sangre De Toro {Emerson, Palmer}
5. Eight Miles High {Clark, McGuinn, Crosby - Revised Lyric By Emerson, Berry, Palmer} (4:11)
6. Runaway {Berry} (4:44)
7. You Do Or You Don't {Berry} (5:06)
8. On My Way Home {Emerson} (4:49)
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このアルバムをEL&Pのページに取上げてよいものか迷ったのだが、エマーソンとパーマーがいるから「まあ、いいか」ということで掲載することにした。
エマーソン・レイク・アンド・パウエルの解散後、オリジナルEL&Pとしてパーマーが加わり再結成しそうになったのだが、数ヶ月でレイクが脱退し、代わりにロバート・ベリーが参加して出来あがったのがこの「3」というグループである。EL&Pサウンドを期待してはいけない。ラストの「オン・マイ・ウェイ・ホーム」は「海賊」的な雰囲気をを感じるが、・・・このような聴き方をしてはいけないのだろうが…。
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