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Emerson, Lake & Palmer
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BBS
「エマーソン・レイク・アンド・パーマー」 Emerson Lake And Palmer | 1970 |
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ラッキーマンは、レイクがアコースティック・ギター、エレキ・ギター、ベース、ヴォーカル、コーラスをマルチ録音し、最後のところにちょっとシンセをいれればと言われ、気乗りしないままシンセをオーバーダビングした曲だそうだ。今でいえば「ボーナス・トラック」的な曲だが、これがシングル・カットされ、そこそこ売れてしまったらしいからエマーソンはおもしろくないそうな。いたってシンプルなコード進行のフォークソングではあるが、最後のムーグの音が良い意味でそのイメージをぶち壊してしまっている。 シンセの申し子みたいに呼ばれていたエマーソンであるが、このファーストアルバムはシンセは控えめに出てくるだけである。 |
「タルカス」 Tarkus | 1971 |
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LPではA面にタルカスが収められており、B面は小作品集のような感じである。発売当時のLPのライナーには、3人のインタビューが掲載されているが、ミスプリント等が多く、今読み返すとおもしろい。音楽的には、LPのA面を占める「タルカス」がかっこいい。B面もそれなりに良いが、遊びすぎ?というのもある。98年EL&Pでは、このアルバムのB面の曲もよく演奏されていたようである。
A面の「タルカス」で力を使い切ってしまったような・・・。 |
「展覧会の絵」 Pictures At An Exhibition | 1971 |
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録音自体はタルカスより前で、英国ではボーナス盤的に発売されたようだが、日本では3枚目のアルバムという位置付けになっている。時代とライブということを考えると音質は良いと思う。日本ではこのアルバムからシングルカットされた「ナットロッカー」がそこそこ流行っていたようである。 ムソルグスキーの組曲に、さりげなくオリジナルを組み込んであり、それほど違和感なしに聴ける。ちなみに私はオリジナルの展覧会の絵よりも先にこちらを聴いていたので、オリジナルを聴いたときに「あれっ!賢人やバーバ・ヤーガの呪いが無いな・・・」などと感じてしまった事がある。 |
「トリロジー」 Trilogy | 1972 |
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「タルカス」と「恐怖の頭脳改革」との間に位置するアルバムであるためあまり目立たないのであるが、「永遠の謎」、「トリロジー」、「フロム・ザ・ビギニング」等の名曲を含み、ピアノやギターによるアコースティックな印象が強いアルバムである。 |
「恐怖の頭脳改革」 Brain Salad Surgery | 1973 |
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これこそEL&Pの最高傑作、頂点を極めたといえるアルバムである。ジャケットも凝っており(CDでも紙ジャケで味わえるが)、HRギーガーのデザインである。 LPでは「悪の教典第一印象パート1」がフェード・アウトしながらA面が終わり、B面は「同パート2」がフェード・インしながら始まるが、CDでは繋がっているものや、フェード・アウト〜フェード・インしているものもある。繋がっている方が自然な感じがする。LPでは、A面が終わってB面に返し、針を落としてフェード・インしながら「おかえりー」から始まるところが良かったのだけれど…。 また、2001年に英国で再発されたCDはボーナストラック付きだが、DVDオーディオ用にリミックスされた音源をCD化しているらしい。オリジナルと比べると、聞こえなかったような音がきっちり聞こえたり、ヴォーカルのエフェクトが違っていたりで、オリジナルを聴きなれた耳には意外な驚きがある。普通の「頭脳改革」をお勧めするが、リミックス盤として楽しむのもアリかも。 |
レディーズ・アンド・ジェントルメン」 Welcome Back My Friends To The Show That Never Ends - Ladies And Gentlemen | 1974 |
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タイトル通りのアナウンスで幕が開くコンサートの模様を収録したものだが、LPは3枚組、CDでは2枚組のライブアルバム。「頭脳改革」発表後のコンサートツアーの模様が収録され、絶頂期のEL&Pのライブを満喫できる。 が、いかんせん音質がいまいち・・・。 |
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